諸行無常って、仏教だけが教えられること

諸行無常とは、仏教の言葉であり、

仏教でしか教えられないことです。

諸行とはすべての物、

無常とは続かない

ということです。

繰り返しになりますが、

「仏教でしか教えられないこと」なんです。

お金が儲かるセミナーで諸行無常を教えていたら大変です。

「せっかく儲けたお金も所詮は続きませんよ」

と言われたら、やる気をなくしてしまいます。

○○を拝めば、願いが叶うという宗教でも、

諸行無常を厳しく教えたら、どうなるでしょうか。

「叶った願いも続きませんよ」

と言われたら、拝む人はいなくなってしまいます。

形あるもの、形あるものが元になっている幸せも

続かないものばかりです。

全ての人ができることは、

「考えないようにする」

ことが最善の手と言えましょう。

「逆に言えば、苦しいことも続かないと前向きに受け止めればいい
では?」

という人もあります。

もちろんそういう受け止め方もあります。

仏教では、どう教えられているかと言いますと、

「全てのものは続きませんよ」

と徹底して教えられます。

そして、それを踏まえた上で、

「変わらない幸せがあるのだ」

と教えられるのです。

それを知らされた喜びは大変なものがあります。

以下のような話を聞きました。

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昨年秋、10年以上付き合った彼女を病気で失った人が

仏教を縁に心が変わったという人の話を聞きました。

仏教を聞くまでは、

「もっと何かしてあげることができたのではないか」

と毎日自分を責めたそうです。

さらに、

毎日、「こんなに苦しいのに、なぜ生きねばならないのだ

ろう」とばかり考えていたとのことでした。

今年1月、インターネットで仏教の勉強会を知られ

そこで「諸行無常」について聞き、中でも、

愛する人や物と別れる苦しみである「会者定離」の解説に、

心を揺さぶられたそうです。

仏教では、全ての人に共通する人間の苦しみを明らかに

されたうえで、それでも人間に生まれたことを

心から喜べる幸せがあることを示されていると知り、

続けて聞かずにおれなくなりました。

「恋人を失った悲しみには、簡単には癒えませんが、

 それでも彼女は、私に無常を教えてくれたのだと

 今はよく分かりました」

この諸行無常の嵐が吹き荒れる世の中で、変わり

ながらも変わらない幸せを知り、その幸せの身になって

こそ、死別した恋人との出会いに本当に感謝できるのかも

しれません。
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諸行無常の世界で、

変わらない幸せって何だ?

それを仏教は教えているのです。

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