アウトプットしようと思ってインプットする

「アウトプットしようと思ってインプットする」

才能を眠らせているあなたが、

何かを成し遂げるために大事な心がけについてです。

今日は

「アウトプットしようと思ってインプットする」

です。

何かを成し遂げるためには、勉強せねばなりません。

学ばねばなりません。

何をを勉強する上で、大事なことは記憶を定着させることです。

忘れていては、勉強も向上もできません。

では、どうやって記憶するか。

よく言われる記憶の定着率というものがあります。

アメリカ国立訓練研究所の研究によると

学習方法と定着率は

以下の様な関係があるそうです。

1. 聞く(10%)

2. 見る(15%)

3. 聞く&見る(20%)

4. 話し合う(40%)

5. 体験する(80%)

6. 教える(90%)

授業を聞くだけより、他人に教えることによって9倍定着する

ということです。

これはいつでもどこでも成り立つとは限りませんが、しかし、

1人で学ぶより、他人に教えた方が身につくというのは経験的に

皆さん実感しているところではないでしょうか。

だから、学んだ内容をいつ

アウトプットするか、

人の前で発表するか、

他人に教えるか、

を決めてから、インプットを始めるべきであると思います。

アウトプットするために、インプットするとも言えますし、

インプットするためにアウトプットするとも言えましょう。

仏教ではこれを「自利利他(じりりた)」と教えます。

考えさせる小話を紹介します。

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◇地獄の箸と、極楽の箸は、どちらが長いか

  幸せと不幸の分かれ道

 幸せになる人と、苦しみが続く人の違いは、どこにあるのだろうか。

 心掛けの相違を教えた例え話がある。

 昔、ある所に、地獄と極楽の見学に出掛けた男がいた。

 最初に、地獄へ行ってみると、そこはちょうど昼食の時間であった。

 食卓の両側には、罪人たちが、ずらりと並んでいる。

「地獄のことだから、きっと粗末な食事に違いない」

 と思ってテーブルの上を見ると、なんと、豪華な料理が山盛りではないか。

 それなのに、罪人たちは、皆、ガリガリにやせこけている。

「おかしいぞ」と思って、よく見ると、

 彼らの手には非常に長い箸が握られていた。

 恐らく一メートル以上はあるだろう。

 その長い箸を必死に動かして、ご馳走を自分の口へ入れようとするが、

 できるはずがない。

 イライラして、怒りだす者もいる。

 それどころか、隣の人が箸でつまんだ料理を奪おうとして、

 醜い争いが始まるのであった。

 次に、男は、極楽へ向かった。

 夕食の時間らしく、極楽に往生した人たちが、食卓に仲良く座っていた。

 もちろん、料理は山海の珍味である。

「極楽の人は、さすがに皆、ふくよかで、肌もつややかだな」

 と思いながら、ふと箸に目をやった。

 なんと、それは地獄と同じように一メートル以上もあるではないか。

「いったい、地獄と極楽は、どこが違うのだろうか?」

 男は、ますます分からなくなってしまった。

 しかし、その疑問は、まもなく氷解した。

 彼らは、長い箸でご馳走をはさむと、

「どうぞ」と言って、自分の向こう側の人に食べさせ始めたのである。

 さも満足そうな相手は、

「ありがとうございました。

 今度は、お返ししますよ。

 あなたは、何がお好きですか」

 と、自分にも食べさせてくれる。

 にこやかに会話が弾んで、実に楽しい食事風景であった。

 男は、

「なるほど、極楽へ行っている人は心掛けが違うわい」

 と言って感心したという。

 自分さえよければ、他人はどうでもよい、という我利我利の考え方では、

 幸せは、やってこない。

 思いやりの心を大切にして、他人のためを思って行動する人は、

 また周囲から大切にされ、自分自身にも幸せが巡ってくるのである。

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