割れたスマホと諸行無常

諸行無常について話をします。

諸行無常という言葉は日本人なら中学校で暗記した人も

多いと思います。

「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり」

という書き出して始まる、平家物語は有名です。

諸行とは、これは全てのものということです。

無常とは常がなく、続かないということです。

全てのものは続かないということを諸行無常と言われて

いるのです。

久しぶりに田舎に帰ると、懐かしい風景は過去の記憶となり、

あっ、こんな所にマンションが建っている、コンビニができた、

あの店なくなったんだ、と寂しさを覚えることもあります。

ふだんの町並みも五年、十年たてば様変わりします。

いつも見ている太陽も、人間で言えば50歳で、もう寿命の

半分だそうです。

だから後50億年ほどすると、光らなくなってしまうと言われ

ます。

どんなに大きいものでも、どんなに小さいものでも、

大きく変わるか小さく変わるかの違いはあれど、諸行無常の言葉

どおり、この世に変わらないものは一つもありません。

今iPhone5を使っているんですが、これが割れやすいので、

いつも慎重に使っております。

画面が割れたままで使っている人多くありますよね。

2年前に東京に何人かの友人と行ったことがありまして、

新宿に行ったんですが、その時に、東京都知事が色々と

あって東京都庁で写真を撮ろうとしたことがありました。

その時、友人が、カバーを開いて写真を撮ろうとした

瞬間、手を滑らせて、溝の蓋の上に落ちてしまったの

です。

それだけで、もう割れてしまいました。

未だにその友人は割れた画面のスマホを使っております。

私はそんなことしないぞと思っていたのですが、

ある日、家に帰るとき、マンションのエレベーターで

スマホをいじり、そのままワイシャツの胸ポケットに

いれて鍵を取り出し、開けて、入りました。

そして、靴を脱いで靴棚にしまおうとしゃがんだその時、

胸ポケットからiPhone5が落下し、液晶面を下にして、

フローリングに落ちてしまいました。

あーっと叫び声をあげて慌てて拾ったのですが、幸い

にして、無傷のようで、よく見ると、うっすらとヒビ

が入っていたのです。

よく見ないと分からないので、そのまま使っております

が、それ以降はスマホを胸ポケットには入れないぞと

心に固く決めています。

そうこうしていると、私のパソコンが壊れてきたという

ことがありました。

前はGatewayという中国に買収されたアメリカのパソコン

メーカーのを使っていたのですが、4年目のある日、

キーボードのKというボタンが入力できなくなったのです。

ゆっくり押すと入力できたので、だましだまし使って

いましたが、しばらくして、次はm,n,sと段々増えて

きました。

まだまだ大丈夫と買い替えたりせず、外付けキーボードを

もらってしのいでいたのですが、全部壊れる前に乗り換え

ようと思い、Panasonicのレッツノートに買い替

えました。

大事に使っていた、スマホもパソコンも続かないなーと

改めて思いました。

全てが諸行無常の世の中ですが、そんな中に、変わらない幸福が仏教には教えられているのです。

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