生きる目的は何?人生は流転輪廻1

とんちで有名な一休さんは

「人生は 食て寝て起きて糞たれて 子は親となる 子は親となる」
と歌いました。

人生というのは、食べて寝て起きて、トイレで出しての繰り返しと

いうことです。

そうやって子どもが成長して親となり、子どもを生みます。

その子どもも成長してまた親となり、子どもを生みます。

確かに人生はこれの繰り返しです。

毎日の生活を考えても分かるでしょう。

いつも朝起きたら、顔を洗って朝食を食べます。

身支度整えて会社に行き、

昼になったら食事を食べます。

午後も仕事終えて、家に帰るか外で食事して、

たまにトイレに行きます。

ということは、人生は、

布団の上げ下げであり、

台所とトイレの往復です。

毎日同じことの繰り返しで、

代わり映えのしない日常が、

どこまでも続いていきます。

その間に、子供があっという間に成長して親となり、

その子供もまたあっという間に親となり、

その間に自分は年をとって死んでしまいます。

人生は、些細な行動が変化したとしても、

この骨格が変わりませんので、結局同じことの繰り返し

ということなんですね。

これは、代謝と繁殖、成長を繰り返すのが人生の姿というこ

とです。

これが人生なら動物でもやっていることです。

人間とチンパンジーの遺伝子は98.6パーセント同じ。

人間と猿の違いがどこにあるのか。猿も立派に生きている。

人間と犬は80パーセント同じ

人間とバナナの遺伝子は半分ほどは同じだそうです。

バナナも成長して繁殖している。バナナとどこが違うので

しょうか。

更に一歩話を進めます。行動だけでなく、心も同じことの

繰り返しと言われています。

心が同じことの繰り返しとは、

心が楽しさと虚しさを揺れ動くということです。

高校や中学で修学旅行に行きます。

修学旅行はどちらに行きましたでしょうか。

修学旅行が近づくと、行く前からウキウキワクワクします。

旅行先について調べたり、自由時間の行動について考えたり

しているうちは大変楽しいです。

前日になると、もう眠れません。

当日、友だちと、「もー昨日眠れなかった-」という話を

したり、朝から興奮していて、行きのバスは、寝不足も

吹き飛んで大はしゃぎです。

昼は、大自然をみたり、観光名所を見て回ってひたすら写真を

とります。

美味しい料理を食べて大満足です。

夜は、普段はできない話を友達とし、枕投げをします。

私が中学生の時、木刀をお土産に買って、旅館で振り回し、

蛍光灯を割ってしまって、先生から叱られていた人がありまし

た。何もかもいい思い出になります。

しかし、

帰り道となるとどうでしょう。

バスや新幹線、飛行機の中、大体疲れて寝ます。

昨晩遅くまで騒いでいたから疲労困憊です。

さらに、

つまらない現実に逆戻りすることが段々と見えてきて、

虚しさを感じてしまいます。

「あー明日から学校かー」

「あーこれから試験勉強かー」

「あーこれから受験勉強かー」

地元に戻り、先生から「家に帰るまでが修学旅行だぞ」とか

お決まりのことを言われて家に帰ります。

朝起きるといつもの現実が始まります。

だいたい忘れた頃に修学旅行の写真販売が始まり、体育館

などに写真が張り出され、楽しい思い出に浸ります。

それもしばらくで終わります。

心も流転輪廻を繰り返していると仏教では教えられているのです。

次回に続きます。

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