宝くじ高額当選者と有無同然

宝くじが当たった人の話を聞かれたことはありますでしょうか。

年末にジャンボ宝くじが売りに出されます。

少し前に『宝くじで一億円当たった人の末路』という本があり

ました。

まず一億円あたったら、みずほ銀行に行けば受け取ることが

できます。

しかし、『宝くじが当たったその日から読む本』というものが

渡され、高額当せん者の心得が書かれていますが、

一番大事なことは、誰にも言わないことです。

言ってしまうと、大変なことが起きることを覚悟せねばなりま

せん。

家族や親戚にたかられることがあるそうです。

3人家族のごく普通のサラリーマンが3億円を当てたら妻から

「自分の両親と弟夫婦に家をプレゼントしたい」と言い出された。

1億円が当たったことを家族にしか話していなかったのに、

これまで大した付き合いがなかった親戚から「2000万円貨して欲しい」

と頼まれ、断ると嫌がらせを受けるようになった。

今まで会ったこともない親戚と名乗る、金目当ての人たちが訪れ

ることも多々あるようです。

また周囲に妬まれて大変な思いをせねばなりません。

会社の人に知られてしまい、結果会社の同僚からことあるごと

に「奢って」と言われるようになった。断っていたら会社に居づ

らくなってしまい、結果退職した。

小学生の子どもが友人に自慢してしまい、近所に広まってしまっ

た結果、近所の人はもちろん、知らない宗教団体や慈善団体まで

が自宅に押しかけてくるようになった。

こういったトラブルは比較的配偶者や子供たちなど、近親者の気

の緩みから起因することが多いようです。

特に子どもは先に起きることの重要性を理解するのは難しいので、

つい口を滑らせてしまいます。

一番大変なことは、誰にも言わずに生きることです。

絶対に言いたくなるんですが、それを我慢せねばなりません。

さてこんな大変な思いをしてまで高額当せん者になりたいでしょ

うかと考えてしまいます。

お釈迦さまは、有無同然と教えられています。

金、財産、地位、名誉、家族、これらが無ければないことを

苦しみ、有ればあることで苦しむ。有ってもなくても苦しんで

いるのは同じということです。

無い苦しみは分かりますよね。

しかし、有れば有ったでまた苦しまねばならないのです。

お釈迦さまは例えで、

有る者は金の鎖、無い者は鉄の鎖につながれているようなもの

だとも言われています。

金であろうと、鉄だろうと、しばられているのには変わりがないのです。

有っても無くても苦しい気持ちには変わりはないんですよということです。

どれだけお金があっても、財産があっても、地位や名誉、家族が

あっても、本当の虚しさの原因を知らない限り

苦しみ続けなければならないのだということです。

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