与える人こそ成功する時代と仏教

アメリカの心理学者アダムグラント氏によると、人間は3種類に分かれるそうです。

与えることだけを考えるギバーという人と、与えるより奪うことを考えるテイカー、与えることと奪うことをバランスよくするマッチャーという人です。

さて皆さん考えてください。

これらギバー、テイカー、マッチャーの中で、最も成功しないのは誰だと思われますでしょうか。

なんと、 それはギバーだったのです。

システムエンジニアでも、大学生でも、セールスパーソンでも、相手に与えることを考えるギバータイプの人はいつも割を食っていました。

他人の仕事を手伝いますのでなかなか自分の仕事も終わらず、他人の勉強を手伝っていると自分の勉強が疎かになり、相手に強引に売りつけることもしませんので、成績が上がらず、ギバーはいい人なんだけれど、どの分野でも成績が悪いのです。

そんなことを聞いたら、お人好しはもうやめた、自分のやりたいようにやり散らすぞ、と決意する人があるかもしれません。

しかし、アダムグラント氏は、さらに続けます。

では、最も成功するのはどのタイプでしょうか。

強引に自分の利益を優先するテイカーでしょうか。
バランスよく立ち回るマッチャーでしょうか。

なんと、それもギバーだったのです。

最も成功しない人も、最も成功する人もともにギバーでした。

この違いはどこから来るのか。

成功しないギバーを、自己犠牲のギバーと言います。
成功するギバーを、他者志向のギバーと言います。

違いを3点にまとめます。

自己犠牲のギバーは、自己管理ができておらず
他者志向のギバーは、自己管理ができております。

自己犠牲のギバーは、自分で全部抱え込む落とします。
他者志向のギバーは、他人に任せるのが上手です。
自己犠牲のギバーは、限られた利益を譲ることしか考えていません。
他者志向のギバーは、全体の利益を拡大させようとします。

成功するギバーと成功しないギバーの間には、やはり大事な心がけの違いがありました。

しかし仏教は、さらに先を進んでいます。

自己犠牲のギバーであったとしても、必ず良いたねまけば良い結果が来るんですよ。

良い結果が返ってくるのに、時間差があるだけで、長い目で見れば、必ず返ってくるんですよと教えています。

その時間差が、人間の想像では及ばない長さであることもあるのだよということです。

だから仏教では、無駄になる苦労はひとつもないのだ。

正直者がバカを見ることは、絶対にありません。

大変勇気づけられます。

仏教では因果の道理と言われ、当たり前の事なのです。

是非この仏教の教えを学んでいただきたいと思います。

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