他人の仕事を押し付けられている人へ

他人の仕事を押し付けられていると感じることはありませんでしょうか。

あるお母さんからの悩み相談を聞きました。

義理の姉が夜で歩くのが好きで、

小さい子供の世話をいつもよく頼まれ、

たまになら良いのですが、続くとこちらも疲れてしまいますので、

なぜそこまで私がしなければならないのだろうかと思います。

また、会社で身近に仕事のできない人がいて、その人に依頼すると、

仕事がぜんぜん回らないので、上司はなぜか私に割り振ってきます。

なぜ私ばかり仕事がやってくるのだろうかと、あの人はあんなに楽をして

いるのにと思って悩みます。

■このお二人は素晴らしい人です。

このお二人に共通しているのは、仕事も出来て、人の面倒見も良くて

頼まれたら断れない。大変す場らしい人です。親切心に溢れた人です。

そんな人が増えれば増えるほど、住みやすい世の中になると思います。

しかし、また、そんな親切心溢れた人に、頼り切ってしまう。そういう

人もあります。一度引き受けると、頼む方も頼みやすくなってしまって、

何度も何度も同じことをやります。そうすると、引き受けた方はたまった

ものではありません。決して楽でやっているのではありません。

他にやりたいことが有るのに、やっています。

■心の壁を築くべし

自分と相手の壁をしっかり作らないといけない。

だんだんとこれが続くとどうして私ばっかりと、こういう心で

不満が溜まってしまいます。ではここで冷静になって考えて見ましょう。

なぜ私にそんな仕事や子供の世話の依頼が次々とやってくるのでしょうか。

仏教では自業自得と教えられています。

自分のやった行いによって、自分の運命は決まるのだよと言われています。

■自業自得

世間では、何か自分が悪いことをして、その結果が帰ってきた時に

自業自得だよと言われます。

例えば、テストの前に遊んでばかりいたら、悪い点数をとってしまった。

嘘ばかりついていると、友だちがいなくなってしまった。自業自得と言われます。

これは間違いではありませんが、仏教では良いことも悪いことも全て

自業自得だよと教えられています。テニス大会で優勝したとか、ノーベル賞を

取ったとか、それらも、本来の意味から言えば全て自業自得なのです。

結婚式で「いやぁ素敵なお嫁さんをもらってよかったな」とこれも「お前の

自業自得だぞ」と言うと嫌われるかもしれませんが、本来の意味から言うと

間違ってはいません。

ここで先程の悩み相談に戻りますと、なぜ自分にそういう依頼が集中する

のでしょうか。それは、全部引き受けているからです。自分の我慢の限界を超え

引き受けているからこそ、大変な量の仕事や世話をしなければなりません。

もちろん、親切は良いことなので、良いことであると勧められていますが、

自分の限界を超えて、やっていると、いつか倒れてしまいます。自分も他人も

幸せに生きるためには自分の限界をよく知り、これ以上はしんどくて出来ない

という事を相手に伝えてみては如何でしょうか。なかなか言いづらいことでは

ありますが、もしかしたら気軽にお願いしてくる相手はあなたがそういう苦しい

状況にあり、悩んでいることを知らないのかもしれません。あなたが勇気を

持って、声を上げてみることによって、お互いの苦しい状況が分かり、相手も

無理なお願いばかりしていたなと気づいてもらえると思います。

勇気を出して一言、自分がしてほしいことを言うだけで。自分の運命が変わると

思います。これもまた、自業自得と言われます。私の運命は自分自身で切り開く

のです。自分の種まきを変えていけば、これも自業自得と言われます。

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